후리가나로 읽는 일본 고전
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きんぞくにんげん
金属人間
海野 十三
海野 十三의 金属人間(きんぞくにんげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 78,616자 · 157화면
しかし、ついに重大なる手がかりと思われるものは、発見されなかったのである。それなれば、これから遅ればせに、蜂矢が掘ってみたところが、何も出てくるはずがない。ところが蜂矢探偵は、あえてもう一度掘りかえす決心を立てたのだ。
かれは、博士邸のさびついた門を押して、中へはいった。
貞造じいさんに、まずことわっておく必要があると思い、かれをたずねた。
「やあ。どなたかね。わしは、このところ腰がいたくて、ずっと寝こんでいますでな。ご用があれば、こっちへずっと入ってください」
貞造は、そういって、ふとんの中から声をかけた。
そこで蜂矢は中へはいって、見舞をのべた。それからかんたんに、その後、邸内におけるかわったことはないかとたずねた。
「いやあ。さっぱりございませんな。どなたも、ずっと見えませんですよ。あまり静かで、墓地のような気がしてまいりますわい」
貞造は、そうこたえた。
蜂矢は、それからいよいよ第二研究室のあとに立った。かれは首をひねって、焼跡の四隅にあたるところをシャベルで掘った。下からは土台石らしいものが出てきた。その角のところへ、かれは竹を一本たてた。