일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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きんぞくにんげん

金属人間

海野 十三

海野 十三의 金属人間(きんぞくにんげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 78,616자 · 157화면

아오조라 문고

そして中から出てきたものは、銀色のうつくしい金属光沢をもった箱であった。

「二重箱になっているんですね。なかなか用心ぶかい作りかただ」

蜂矢は、おどろいていった。

「なるほど。そしてこれは何かの器械らしいが、いったいなんの器械かね。なんに使う器械かね」

「さあ。待ってくださいよ」

蜂矢は、ポケットからドライバーを出して器械の裏蓋をあけた。中を見ると、ラジオ受信機に似た、こまかい部品器具が集まっており、赤や青や黄のエンパイヤ・クロスのさやをかぶった電線が、くもの巣のように配線してあった。

「電波を出す器械のようですね。いわゆる送信機の一種らしいのですが、かんじんの真空管がぬいてあるし、電波長を決定する、同調回路のところもねじ切ってあるから、はっきりわかりませんねえ」

蜂矢は、いよいよおどろきの色を見せてそういった。

「なんだって、かんじんの真空管やら、何やらがぬいてあるというのかい。誰がそんなことをしたのだろう。やっぱり、あのあやしい男のしわざか」

検事は自問自答した。

「そうでしょうね。あの怪人物は、なかなか注意ぶかくやっていますね。ただのネズミじゃありませんね」