일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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きんぎょうり

金魚売り

小川 未明

小川 未明의 金魚売り(きんぎょうり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 3,210자 · 7화면

아오조라 문고

たくさんな金魚の子が、おけの中で、あふ、あふとして泳いでいました。体じゅうがすっかり赤いのや、白と赤のまだらのや、頭のさきが、ちょっと黒いのや、いろいろあったのです。それを前と後ろに二つのおけの中にいれて、肩にかついで、おじいさんは、春のさびしい道を歩いていました。

このおじいさんは、これらの金魚を仲買や、卸屋などから買ってきたのではありません。自分で卵から養成したのでありますから、ほんとうに、自分の子供のように、かわいく思っていたのです。

「これを売らなければならぬとは、なんと悲しいことだろう。」

こう、おじいさんは思ったのでした。

春の風は、やわらかに吹いて、おじいさんの顔をなで過ぎました。道端には、すみれや、たんぽぽ、あざみなどの花が、夢でも見ながら眠っているように咲いていました。あちらの野原は、かすんでいました。

いろいろの思い出は、おじいさんの頭の中にあらわれて、笑い声をたてたり、また悲しい泣き声をたてたかと思うと、いつのまにか、跡も形もなく消えてしまって、さらに、新しい、別の空想が、顔を出したのです。

人家のあるところまでくると、おじいさんは、