후리가나로 읽는 일본 고전
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くぎぬきとうきちとりものおぼえがき
釘抜藤吉捕物覚書
林 不忘
林 不忘의 釘抜藤吉捕物覚書(くぎぬきとうきちとりものおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,907자 · 32화면
いつまでも笑い続けているから、一同が呆気にとられていると、藤吉は、
「けちな小細工だあな。世話あねえ、綺麗に露れやがった。いま犯人を揚げて見せる。みんな随いて来い。」
と、やにわに起ち上るや否、戸外に面した縁側の干台に腰掛けている彦兵衛へ駈け寄って、いきなり耳を掴んだ。
「彦っ!」
「お、痛えや、親分。他人の所有だと思って――。」
「ここを見ろ。」指さす干台の一点に細引きでこすったようなかすかな跡がある。しかも、その下の縁に、麻の擦り切れたものらしい白い埃り状の糸屑が、ほんのすこし落ち散っているのだ。
「黙って聞け。」
耳を引っ張って、藤吉は何ごとか囁き込む。にやり微笑って委細承知した彦兵衛、一足先に部屋を出て、急ぎ梯子段を下りて行く音。
「さあ、そこの番つく初太郎どんに宇之吉さんとやら。御苦労かけてすまねえが、なに、係り合いだ。ちょっくら階下の初太郎どんの部屋まで降りてもらいますべえか。」と藤吉は文字若を顧みて、「師匠、仇敵が取れるぜ。」
「あれ、親分さん、ほんとでございますか。」文字若はもう顔色を変えている。「お嬲りなすっては嫌でございますよ。」
「うふふ、せっかく、狂言の幕の割れるところだ。