후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
くぎぬきとうきちとりものおぼえがき
釘抜藤吉捕物覚書
林 不忘
林 不忘의 釘抜藤吉捕物覚書(くぎぬきとうきちとりものおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,625자 · 26화면
彦兵衛を呼んで何事か囁いた。彦兵衛は愕いて訊き返した。藤吉が白眼んだ。
「承知しやした。」
行こうとする彦兵衛を、それとなく藤吉は呼び停めて、
「在ったら口を割ってこいよ。いいか、口だぞ。」
と、それから、荒々しく、
「包み隠さず申し立てりゃあお上へ慈悲を願ってやる。なに? やいやい、まだ知らぬ存ぜぬと吐きやがるか。」
と二人の前へ立ち塞がったが、
「野郎、尻尾を出せ!」
と喚きざま、突然足を上げて幸七の顔を※(「てへん+堂」、第4水準2-13-41)っと蹴った。おみつが庇おうとする。おみつを打とうと藤吉が腕を振り上げると、
「親分、奴はもう白状したのも同然、失礼ながらお手が過ぎやせんか。」
味噌松が出張った。
「そうか。」藤吉は手持不沙汰に、「勘、お前はこの二人についてろい。――ええ、そこで松さん、こりゃあこれでいいとして、ちょっくら裏へ出てみようじゃごわせんか。」
言いながら不審気な味噌松を先に、藤吉はがらりと勝手の腰高を開けた。
四
「松さん、こりゃあどうだ。」
やにわに藤吉は蔵の前の小溝へ立った。素足に砕けて玉と散る水。味噌松はぽかんと眺めていた。