후리가나로 읽는 일본 고전
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くぎぬきとうきちとりものおぼえがき
釘抜藤吉捕物覚書
林 不忘
林 不忘의 釘抜藤吉捕物覚書(くぎぬきとうきちとりものおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,319자 · 29화면
」
「それだってことよ彦! あの界隈に巫女あいねえか。」
「いちこ?」
「口寄よ。」
「知りやせん。」
「物あついでだ、当って来べえぞ。」
「へえ、せいぜい小突いて参りやしょう。」
「うん、日暮前にゃ俺らも面あ出すから、眼鼻がついても帰ってくるな――勘、われもちったあ身入れろい、なんだ、大飯ばかり喰えやがって。」
三
「二十五に二十五に十三に一つ――当歳から若年増。」
藤吉は庭へ唾を吐いた。畳に転がっている女の頬を見たからである。
摘み上げて嗅いでみたが、臭気もしない。額半分から左頬へかけての皮膚、ふっくらした耳、頭髪と小鬢がもうしわけほど付いているその裏には肉少しと凝り血がぶら下っているだけで、古い新しいの見当も立たなければ何でどうして切ったものか、それさえからきしわからない。洗ったように綺麗で、砂一つついていない。古い物なら腐ってもいようし、色も少しは変っていよう。新なら新でまたその徴があるはず。とにかく、犬奴が土中から掘り出したものではあるまい、とすれば――?
藤吉は寒毛を感じた。衣桁から単衣を外して三尺を伊達に結ぶと、名ばかりの仏壇へ頬片を供えて火打ちを切ってお燈明を上げた。