후리가나로 읽는 일본 고전
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くぎぬきとうきちとりものおぼえがき
釘抜藤吉捕物覚書
林 不忘
林 不忘의 釘抜藤吉捕物覚書(くぎぬきとうきちとりものおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,598자 · 26화면
二
主人八郎兵衛と番頭、度を失って挨拶も忘れたものか、蒼褪めた顔色も空虚に端近の唐金の手焙りを心もち押し出したばかり――。
女子ども、と言ったところで内儀は先年死んでお糸という独り娘、固いというもっぱらの噂、これと下女と飯焚婆の三人は奥で顫えてでもいるとみえて、店には、他に小僧が一人と染めの職人が一人、土間の隅にしゃがんで何かひそひそ話し合っているだけ。
「ま、御免なせえ。春早々縁起でもねえ物を背負い込まされて、とんだ災難でごぜえす。が、こちとらの訊くだけのこたあ底を割っておもらいしてえんだ。なあ、俺も不浄が稼業でね、根掘り葉掘り嫌なことを言い出すかも知れねえが、気に障ねえでおくんなせえよ。乙に匿したり絡んだりされるてえと事あ面倒だ。一つ直に談合しようじゃごわせんか。」
腰を下した藤吉、それから硬く軟かく、表から裏から、四人の男を詮議してみたが、要するに無駄だった。四つの口は、首には全然覚えのないこと、昨夜はたしかに笊を挾んでおいたのが、今朝常吉に起されて見たらどこの何者とも知れない彼の首がかかっていた、したがって何がなにやらいっさい解せないとの一点張り、何ら探索の手懸りとも観るべきものは獲られなかった。