일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぎんさんじゅうまい

銀三十枚

国枝 史郎

国枝 史郎의 銀三十枚(ぎんさんじゅうまい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 35,863자 · 73화면

아오조라 문고

一人で行くのは怖かった。と云うよりも妻の方で、うっそり者のこの私を、一人でやるのが不安だったらしい。

で、自動車へは二人で乗った。

私の両手と彼女の両手とが、革財布を抑えていた。

考え込まざるを得なかった。

「これは何かの間違いなのだ。でなかったら陰謀だ。どうぞ陰謀でないように。俺は問題にならないとしても、聡明らしい佐伯氏が、贋金と白金とを見分けぬはずはない。知っていて俺に借したのだ。しかしあんな猪牙がかりに、借せるような物じゃアないはずだが。金銭に直して幾万円? 箆棒めえ借せられるものか! だが借したのは事実なのだ。……曰くがなけりゃアならないぞ……」

私達のタクシは駛っていた。彼女は物を云わなかった。夜は十二時を過ごしていた。何という町の冬霧だ。とうとうタクシは公園へ来た。その公園を突っ切った。××町まで遣って来た。こんな飛んでもない贋金は、早く早く返さなければならない!

「停めろ!」と私は呶鳴るように云った。

徐行し、そうして停車した。

「どのお家! 佐伯さんのお家は?」

妻が私に呟いた。私は窓から覗いて見た。

「ご覧」と私は唾を飲んだ。

「赤い警察の提燈が、チラツイているあの屋敷だ」