후리가나로 읽는 일본 고전
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どうせんかいじへん
銅銭会事変 短編
国枝 史郎
国枝 史郎의 銅銭会事変 短編(どうせんかいじへん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,745자 · 216화면
つづけさまに呟いたが、何んの誇張もなさそうである。
駕籠と馬
こういうことがあってからいよいよ益※(二の字点、1-2-22)紋太郎は写山楼へ疑惑の眼を向けた。
「どうも怪しい」と思うのであった。
「専斎殿の話によれば、ちょうど吹矢で射られたような不思議な金創の人間を、あの写山楼の百畳敷でこっそり療治をしたというが、あるいはそれは人間ではなくて例の化鳥と関係あるもの――半人半妖というような妖怪変化ではあるまいか? それにもう一つ何んのために二十一人の大名があの夜あそこへ集まったのであろう? そうして奇怪な妖怪舞踊!」――こう考えて来ると紋太郎には、あの名高い写山楼なるものが恐ろしい悪魔の住家にも思われ、また陰険な謀叛人の集会所のようにも思われるのであった。
「そうだ時々監視しよう」
下城の途次はいうまでもなく非番の日などには遠い本所からわざわざ写山楼まで出かけて行きそれとなく様子を探ることにした。
それはあの晩から十日ほど経ったある雪降りの午後であったが、例によって下城の途次、写山楼まで行って見た。
グーングーングーングーン! 何んともいえない奇怪な音が裏庭の方から聞こえて来た。