일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にしきぎ

錦木

宮本 百合子

宮本 百合子의 錦木(にしきぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 52,481자 · 103화면

아오조라 문고

「あっちにおいで」

若者はそう云ったまま人形を抱いてつっぷしてしまわれた。女は見かえり勝に几帳のそとに出た。女はそのことを乳母に耳うちをした、乳母の目は急にひかってぬき足をして光君のわきに行って見た。急に身を引いて女達の居るところにかえって来た、乳母はそこになきたおれてしまった。女達は口々に、

「どう遊ばしました」

ときき乳母は涙にむせびながら、

「とんだことになってしまった、光君様はとうとう気が変になっておしまいになった」

漸くこれだけ云った乳母は前よりも甚く泣いて居る、女達はかわるがわるのぞいては泣いて居る。

「マア何という御いとしいことだろう、息もかよわない人形に紫の君の衣をきせて生きて居る人のようにしっかり抱えて何かしきりに云っていらっしゃる」

若い女達はもう自分の気も狂いそうに悲しがって居る。悲しい重い空気はこの美くしい部屋に満ち満ちてしまった、その事はすぐ西の対へも東の対へも知らされた。母君と兄君は目を泣きはらしながらすぐに馳けつけて来た。几帳はどけられて女達は何を云われても返事をするものがない、気のよわい母君はその姿を一目見た許りでそこに気を遠くしてたおれてしまった。