후리가나로 읽는 일본 고전
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れんきんさぎ
錬金詐欺
小酒井 不木
小酒井 不木의 錬金詐欺(れんきんさぎ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,401자 · 9화면
藁から真綿を取る方法を発見して沢山の智識階級を欺いた男には、こんなことを聞かせぬ方がよいかも知れない。
今から三十年前にボストンで、ジャーネガンという牧師が、海水から金を採る方法を発見したと称して、大会社を建て、附近の大富豪の金を搾り取った話がある。詐欺師が牧師であったために、人々はまんまと一ぱい喰わされたのである。随分沢山の智識階級の人を網羅して居たけれどもやはり、みんな慾に眼が晦んで気がつかなかったのである。私は左に、近代の錬金詐欺師として最も有名なエドワード・ジョーンスを紹介し、彼の行った方法に就て記述して見ようと思う。
ジョーンスはサンフランシスコの男で、化学の智識が豊富であった。始め彼は化学に興味を持ち、学問のために身を捧げようとしたが、段々落ぶれて行って友達などが顧みなくなり貧乏のどん底に沈んだために、遂にその科学的智識を悪事に応用した。そうして彼は犯罪者仲間から、Gold Dust Teddy(金粉のテッジー)と綽名されるに至ったのである。
金粉のテッジーと綽名されたのは、彼が常に二つの袋を携え、一方に金粉を入れ、一方に真鍮粉を入れて、バーやその他の場所に出入りし、鉱山師やその他の連中に逢って、いい鴨が見つかると、先ず金粉の方を見せて、その実価の三分の二位で売る契約をし、いざというときに、