후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かぎやのつじ
鍵屋の辻
直木 三十五
直木 三十五의 鍵屋の辻(かぎやのつじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,524자 · 25화면
意地一本、真正直に又右衛門に逢えぱ討取るつもりでいる。
三
又右衛門は甚左衛門が奈良へ帰った事を知った。探偵してみるとどうやら又五郎も一緒らしい。機会としては絶好の時である。然し当時奈良の町奉行は中坊飛騨守秀政(ちゅうぼうひだのかみひでまさ)といって旗本の関係者であった。もし濫(みだ)りに斬込んで、奉行の手で邪魔が入ったり、討ったとしても後で不利益だったりしてもつまらぬし、町家では町人百姓が騒立ててどんな事が起らぬにも限らぬからそのまま様子を見ている事とした。寛永十一年十一月五日の事である、諸説あるが、馬子の口から洩れたというのが本当だろう。又五郎から馬三頭を六日の夜明けぬうちに廻せという註文がきたというのである。待っていた機会がいよいよ来た訳である。見張を出して川合方の様子を見せると、立ちそうだという。四人は支度を整えて一行の跡をつける事にした。鎖帷子(くさりかたびら)と鎖入鉢巻の用意をして、七八町のあとから見えがくれに後を追って行く。
武士の意地で殺し、意地から匿(かくま)い、意地で来た助太刀である。いつでも対手になってやるという覚悟で、勿論鎖帷子、白昼堂々と槍を立てて又五郎は行く。