후리가나로 읽는 일본 고전
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うし
鎧櫃の血
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 鎧櫃の血(うし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,702자 · 99화면
」
「兄弟は鼻を明かされたわけですね。」
「まあ、そうだ。それだから二人は納まらない。由兵衛は漁師たちに半金の手付を渡し、鯨はあとから引取りに来ることに約束を決めて、若い者ひとりと共に帰って来る途中、高輪の海辺の茶屋の前へさしかかると、そこに友蔵兄弟が待っていて、由兵衛に因縁をつけた。漁師たちが十二両でも承知しなかったものを、由兵衛が十五両に買い上げたのならば論はない。しかし十二両で承知しそうになった処へ、横合いから十五両の横槍を入れて、ひとの買物を横取りするとは、商売仲間の義理仁義をわきまえない仕方だというのだ。成程それにも理屈はある。だが、由兵衛も負けてはいない。なんとか彼とか言い合っている。
そのうちに口論がだんだん激しくなって、友蔵が『ひとの買物を横取りする奴は盗人も同然だ』と罵ると、相手の由兵衛はせせら笑って、『なるほど盗人かも知れねえ。だが、おれはまだ人の女を盗んだことはねえよ』という。それを聞くと、友蔵はなにか急所を刺されたように急に顔の色が悪くなった。そこへ付け込んで由兵衛は、『ざまあ見やがれ。文句があるなら、いつでも浅草へたずねて来い』