후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
に、さんば――じゅうに、さんば
鏡花短篇集
泉 鏡花
泉 鏡花의 鏡花短篇集(に、さんば――じゅうに、さんば)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,305자 · 66화면
そこで裸体で手を曳かれて、土間の隅を抜けて、隣家へ連込まれる時分には、鳶が鳴いて、遠くで大勢の人声、祭礼の太鼓が聞えました。」
高坂は打案じ、
「渡場からこちらは、一生私が忘れない処なんだね、で今度来る時も、前の世の旅を二度する気で、松一本、橋一ツも心をつけて見たんだけれども、それらしい家もなく、柳の樹も分らない。それに今じゃ、三里ばかり向うを汽車が素通りにして行くようになったから、人通もなし。大方、その馬士も、老人も、もうこの世の者じゃあるまいと思う、私は何だかその人たちの、あのまま影を埋めた、丁どその上を、姉さん。」
花売は後姿のまま引留められたようになって停った。
「貴女と二人で歩行いているように思うですがね。」
「それからどう遊ばした、まあお話しなさいまし。」
と静に前へ。高坂も徐ろに、
「娘が来て世話をするまで、私には衣服を着せる才覚もない。暑い時節じゃで、何ともなかろが、さぞ餒かろうで、これでも食わっしゃれって。
囲炉裡の灰の中に、ぶすぶすと燻っていたのを、抜き出してくれたのは、串に刺した茄子の焼いたんで。
ぶくぶく樺色に膨れて、湯気が立っていたです。