후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ しほんたいへいき
随筆 私本太平記
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 私本太平記(ずいひつ しほんたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 56,947자 · 114화면
よい方法がほしいものだ。
このあいだ歌舞伎座の七世幸四郎の追善興行で「大森彦七」を観たが、海老蔵の大森が幕ギレで舞うあの唄は、私も建武らくがき帖で使った当時の流行歌を地謡にしたもので「……浮かれて歩く色好み、バサラ扇の五本骨」などとあるあの二条河原の落首歌である。しかし余りに舞踊化されているので見物には歌詞の世相諷刺などほとんど分っていないようだった。
尊氏の九州入りから東上までの期間は、わずか二タ月足らずだった。どうしてそう早く九州が平定されたのか。従来の史家の筆も戦記の類も、なぜか、筑紫の尊氏については考究を怠っている。たとえば多々羅一戦にしても、史徴としうる記録はほとんど少ない。ぜひなく多くは私の想像によって書いた。が、たんなるフィクションに終らぬようには努めもした。地理その他で同地の郷土史家、筑紫豊氏に負うところが多く、角川源義氏の好意もあわせて謝しておく。
太宰府その他へ、暮、一月、何かと多事で旅行に行けなかったのが悔やまれる。
三月中には、ひとつ湊川近傍を中心に、山陽山陰へ出かけたい。舞鶴市から約十六キロ、綾部との中間に、いまでも上杉という地名がある。