후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ しほんたいへいき
随筆 私本太平記
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 私本太平記(ずいひつ しほんたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 56,947자 · 114화면
その二十四
尊氏の生母清子、上杉氏の所領で、その実家は「梅迫」という所だとされ、尊氏の「産ぶ湯の井戸」などの口碑も残っているという。――とすれば、尊氏は、東国の足利の生れでなく、丹波の梅迫で生れたわけになる。
あとかたもないのは分りきっているが、正成正行の遺跡、「桜井ノ駅」にも立ってみたい。また、もいちど金剛山の麓に立って、正成の当年のこころを現代から手繰りながら、じっくり、土の香を嗅ぎつつ想を練ッてみたい。(三六・三・一)
その二十四
久しぶりで過日、宿望の“史蹟歩き”に数日を送った。
季節もよし、それにこの「湊川帖」も、いよいよ昔から議論の多い湊川戦のやまに近づいたので、急に執筆上の必要からも、神戸市を中心に綾部から丹波の山間などにわたる一巡を思い立ったわけだった。
そこで、どうせのこと。ついこれまで果せずにいた伊吹山麓へも、行きがけ寄ってみようとなって、名古屋駅でその日「こだま」を降りた。そして杉本健吉さんと落ち合い、中部本社のKさんも加えて、岐阜、大垣、関ヶ原と、車二台の人数で、京都までゆくことにした。
スケジュールによれば、これでらくに夕方には京都へ着けるはずだった。