후리가나로 읽는 일본 고전
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かりさかごえ
雁坂越
幸田 露伴
幸田 露伴의 雁坂越(かりさかごえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,263자 · 28화면
へ逃げて奉公しようと、山奥の児童にも似合わない賢いことを考え出して、既にかつて堪えられぬ虐遇を被った時、夢中になって走り出したのである。ところが源三と小学からの仲好朋友であったお浪の母は、源三の亡くなった叔母と姉妹同様の交情であったので、我が親かったものの甥でしかも我が娘の仲好しである源三が、始終履歴の汚れ臭い女に酷い目に合わされているのを見て同情に堪えずにいた上、ちょうど無暗滅法に浮世の渦の中へ飛込もうという源三に出会ったので、取りあえずその逸り気な挙動を止めておいて、さて大に踏ん込んでもこの可憫な児を危い道を履ませずに人にしてやりたいと思い、その娘のお浪はまたただ何と無く源三を好くのと、かつはその可哀な境遇を気の毒と思うのとのために、これもまたいろいろに親切にしてやる。これらの事情の湊合のために、源三は自分の唯一の良案と信じている「甲府へ出て奉公住みする」という事をあえてしにくいので、自分が一刻も早く面白くない家を出てしまって世間へ飛び出したいという意からは、お浪親子の親切を嬉しいとは思いながら難有迷惑に思う気味もあるほどである。もちろんお浪親子がいかに一本路を見張っているにしても、その眼を潜って甲府へ出ることはそれほど難しいことでは無いが、元は優しいので弱虫弱虫と他の児童等に云われたほどの源三には