후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきのよる
雪の夜
小林 多喜二
小林 多喜二의 雪の夜(ゆきのよる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,967자 · 31화면
三
そうあった。それによると最近彼女はある男と結婚することに決まっていた。――
「犬だって!」犬だって、これじゃあまり惨めだ! 龍介は誇張なしにそう思って、泣いた。龍介は女を失ったということより、今はその侮辱に堪えられなかった。心から泣けた。――何回も何回もお預けをしておいてしまいにあかんべい、だ! 龍介はこの事以来自分に疲れてきた。すべて自信がもてない。ものをハッキリ決めれない、なぜか、そうきめるとそれが変になってしまうように思われた。
……龍介は今暗がりへ身を寄せたとき、犬より劣っている自分を意識した。
三
龍介は歩きながら、やはり友だちがほしくなるのを感じた。孤りでいるのが恐いのだ。過去が遠慮もなく眼をさますからだった。それは龍介にとって亡霊だった。――酒でもよかった。が、酒では酔えない彼はかえって惨めになるのを知っていた。龍介は途中、Sのところへ寄ってみようと思った。
雪はまだ降っていた。それでも、その通りの両側には夜店が五、六軒出ていた。そしてその夜店と夜店の間々に雪が降っているので立ち寄るものはすくなかった。が二、三カ所人集りがあった。その輪のどれからか八木節の「アッア――ア――」