일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆき

雪

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 雪(ゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 77,536자 · 152화면

아오조라 문고

初雪の積りたるをそのまゝにおけば、再び下る雪を添へて一丈にあまる事もあれば、一度降ば一度掃ふ(雪浅ければのちふるをまつ) 是を里言に雪掘といふ。土を掘がごとくするゆゑに斯いふなり。掘ざれば家の用路を塞ぎ人家を埋て人の出べき処もなく、力強家も幾万斤の雪の重量に推砕んをおそるゝゆゑ、家として雪を掘ざるはなし。掘るには木にて作りたる鋤を用ふ、里言にこすきといふ、則木鋤なり。(中略)掘たる雪は空地の、人に妨なき処へ山のごとく積上る、これを里言に掘揚といふ。大家は家夫を尽して力たらざれば掘夫を傭ひ、幾十人の力を併て一時に掘尽す。事を急に為すは掘る内にも大雪下れば立地に堆く人力におよばざるゆゑなり。右は大家の事をいふ、小家の貧しきは掘夫をやとふべきも費あれば男女をいはず一家雪をほる。吾里にかぎらず雪ふかき処は皆然なり。此雪いくばくの力をつひやし、いくばくの銭を費し、終日ほりたる跡へその夜大雪降り夜明て見れば元のごとし。かゝる時は主人はさらなり、下人も頭を低て歎息をつくのみなり。大抵雪ふるごとに掘ゆゑに、里言に一番掘二番掘といふ。」

恐らくかかる状態が何百年の昔から今日に至るまで続けられているのであろう。