후리가나로 읽는 일본 고전
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でんきかんばんのしんけい
電気看板の神経
海野 十三
海野 十三의 電気看板の神経(でんきかんばんのしんけい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,480자 · 29화면
結果としてその早暁二時と三時との間に殺害されたことが判明した。死因は刺殺で、刃物は美事に心臓に達している。尚死の前後に暴行をうけた形跡が存在しているが、被害者の肢勢から考えて死後に於て加えられたものとする方が理窟に合う。勿論、兇行原因は痴情関係によることは明らかである。しかしながら殺人犯人の見当は中々はっきりついては来なかった。第一、証拠が全くのこされていない。短刀の柄にも指紋はない。被害者は無抵抗で即死したような訳だから、犯人の着衣の一部をもぎとってもいない。死体の右手は右の乳房から離され、一応掌の中を改めてみたが、此処にもなんの異常もなく、春ちゃんは単に乳房を握りしめていたというに過ぎないと観察された。圭さんと吉公は、厳重な取調べをうけたが、勿論ボロを出さずにすんだ。しかし二人の現状不在証拠法はすこし根拠が薄弱である。というのが、圭さんの方は当時、鰥夫暮しで、二人のよく睡る子供と一緒に睡っていたというし、吉公の方は一時就寝、十時起床で、その間、寝ていたには相違ないが、それを証明するに途のない独り者だった。女たちも調べられたが、皆々昼間の疲れで熟睡したと申立てるばかりで、春ちゃんが殺された前後についての陳述に、これぞと思う有力な事実が判明しなかった。