후리가나로 읽는 일본 고전
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でんきばと
電気鳩
海野 十三
海野 十三의 電気鳩(でんきばと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,465자 · 52화면
高一は、なにをおもいついたか、いつも腰にさげている鳩をよぶ笛を、ポンちゃんにあげるから、もっておゆきといいました。すると、ポンちゃんは大よろこびで、屋根のやぶれ目から、柱つたいにするするとおりてきて、高一の腰についている笛をとると、また、そとにでてゆきました。
ほう、ほう、ほう。
笛は、そとでさかんになっています。ポンちゃんがおもしろがってふいているのです。
すると、それから一時間ほどたって、窓のそとに、とつぜん、たくさんの鳩の羽ばたきがきこえてきました。高一はにっこりとしました。
ハグロとアシガラ
世界一のかしこい鳩をつかう鳩つかいとは、まっかなうそで、これこそ、おそろしいスパイ団の団長がばけていたのでありました。高一は、体をぐるぐるまきにされ、穴ぐらのなかにおしこめられてしまって、もう、ミドリを助けるどころではなくなりました。そこで、かんがえたあげく、もっていた笛を、わる者仲間のポンちゃんにやりますと、ポンちゃんはよろこんで、それを、ほう、ほう、ほうとさかんにふきならしました。そのうちに穴ぐらのあかり窓のところにきこえる羽ばたき!
高一は、ポンちゃんに笛を吹かせてから、この羽ばたきの音を、どんなにか、まっていたのです。