일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

でんきばと

電気鳩

海野 十三

海野 十三의 電気鳩(でんきばと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,465자 · 52화면

아오조라 문고

「ここはどこだろう」

高一は、たるのなかから出て、めずらしげにあたりをながめました。まったく見たこともないところです。

高一は元気をだして、うら山にのぼってみました。そこへあがると、きっと村かなんかが、みえるにちがいないと思ったからです。

ところが、うら山にのぼってみておどろきました。村が見えるどころか、ここはいっけんの家もない小さな無人島(人のいない島)だったのです。

「無人島へながれついたとはよわった」

と、高一はひとりごとをいいました。

そしてなおも、あたりの海面を、しきりにみまわしていましたが、

「あっ、ボートみたいなものが二そう、こっちへこいでくるぞ」

たしかにボートです。大ぜいの人が、ぎっしりのっているようです。

高一は、おういと手をふりかけましたが、いや、まてまて、もし、わるいやつらの船だったらこまると思ってみあわせました。

やがて、ボートは波うちぎわにつきました。どやどやと船からおりてくる人をうら山のかげから見ていた高一の目は、きゅうにかがやきました。

「やあ、ミドリがいる!」

ミドリばかりではありません。

そのそばには、あのにくいスパイ団長もいました。