후리가나로 읽는 일본 고전
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れいこんだいじゅうごうのひみつ
霊魂第十号の秘密
海野 十三
海野 十三의 霊魂第十号の秘密(れいこんだいじゅうごうのひみつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,100자 · 86화면
そしてその部屋には、土や石で築いた寝台のようなものがあり、壁にはさまざまの浮き彫りで、絵画や模様らしきものや不可解な古代文字のようなものが刻まれてあった。
聖者はずんずんと奥へはいっていったが、そのうちに、一つの大きな丸い部屋のまん中に見えているりっぱな大理石の階段を下りていった。博士も、もちろんあとに従った。
「あ……」
博士は、階段を途中まで下りて、その下に見えて来た地下房の異様な光景に思わずおどろきの声を発した。
そこには、意外にも、たくさんの人が集っていた。そのほとんど皆が、壁にもたれて立っていた。みんなやせていた。そして燻製の鮭のように褐色がかっていた。
既に下り切っていた聖者が、治明博士の方へふり向いて、早く下りて来るようにとさし招いた。
今は、博士は恐ろしさも忘れ、下りていった。
聖者アクチニオ四十五世は、自分の前において、壁にもたれているミイラのような人間を指し、
「わが弟子たりしロザレの遺骸である。これを汝にしばらく貸し与える」
「えっ、この人を――この遺骸をお貸し下さるとは……」
と、治明博士は、問いかえした。
「今、ロザレの霊魂は他出している。