후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あおいほしのくにへ
青い星の国へ
小川 未明
小川 未明의 青い星の国へ(あおいほしのくにへ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 3,745자 · 8화면
「先生、ここはどこでしょうか。」
知らない、文化住宅のたくさんあるところへ出たときに、年子はこうたずねました。
「さあ、私もはじめてなところなの。どこだってかまいませんわ。こうして楽しくお話しながら歩いているんですもの。」
「ええ、もっと、もっと歩きましょうね、先生」
ふたりは、丘を下りかけていました。水のような空に、葉のない小枝が、美しく差し交じっていました。
「私が帰ったら、お休みにきっといらっしゃいね。」と、先生がおっしゃいました。
年子は、あちらの、水色の空の下の、だいだい色に見えてなつかしいかなたが、先生のお国であろうと考えたから、
「きっと、先生におあいにまいります。」と、お約束をしたのです。すると、そのとき、先生は年子の手を堅くお握りなさいました。
「たとえ、遠いたって、ここから二筋の線路が私の町までつづいているのよ。汽車にさえ乗れば、ひとりでにつれていってくれるのですもの。」
そうおっしゃって、先生の黒いひとみは、同じだいだい色の空にとまったのでした。
流れるものは、水ばかりではありません。なつかしい上野先生がお国に帰られてから三年になります。