일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せいねん

青年

森 鴎外

森 鴎外의 青年(せいねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,670자 · 246화면

아오조라 문고

その作者の名が三枝茂子であった。三枝という氏は余り沢山はなさそうなので、ふいと聞いて見る気になって、「茂子さんですか」と云うと、殆ど同時に女が「大村先生でいらっしゃいましょう」と云った。それから会話がはずんで、種々な事を聞くうちに、大村が外国語をしているかと問うと、独逸語だと云う。独逸語を遣っている女というものには、大村はこの時始て出逢ったのである。

懇親会の翌日、大村の所へ茂子の葉書が来た。又暫く立つと、或る日茂子が突然大村の下宿へ尋ねて来た。Sudermann の Zwielicht を持って、分からない所を質問しに来たのである。さ程見当違いの質問ではなかった。しかし問わない所が皆分かっているか、どうだかと云うことを、ためして見るだけの意地わるは大村には出来なかった。

その次の度には、Nicht dochと云う、Tavote の短篇集を持って来た。先ず「ニヒト・ドホはなんと訳しましたら宜しいのでしょう」と問われたには、大村は少からず辟易したと云うのである。これを話す時、大村は純一に、この独逸特有の語を説明した。フランスの point du toutや、nenni-d に稍似ていて、どこやら符合しない語なのである。