후리가나로 읽는 일본 고전
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あおひげにひゃくはちじゅうさんにんのつま
青髯二百八十三人の妻
久生 十蘭
久生 十蘭의 青髯二百八十三人の妻(あおひげにひゃくはちじゅうさんにんのつま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,736자 · 28화면
腕輪は細君が腕にはめ、耳飾は長男の許婚者がつけていた。ガレージの屋根の衣裳匣にマダム・ギランの仮髪とリンネルの下着が入っていた。
ガムベェの「エルミタージュ」の屋根部屋からもいろいろなものが出てきた。マダム・コロムの服、マドレェヌ・バブレェの戦時身分証明と絹の下着、金を充填したマダム・パスカルの義歯。これはランドリュが十五法で歯科医に売りつけ、気が変ってまた買い返したという履歴がついている。庭の隅から臘引の紐で絞殺された一匹の猫と三匹の犬の死骸が掘りだされた。猫はマダム・パスカルが、三匹の犬はテレーズ・マルシャンディユが最後の日「エルミタージュ」へ連れてきたもので、主人が消え失せた後、ランドリュの手で具合よく始末され、それぞれの天国へ旅立って行ったのである。
ヴェルヌイユの「ロッジ」については、一五年中に、田園看守から報告が出ていた。六月十五日の夜の十一時頃、モネェという屠殺人とルトゥルという医者が「ロッジ」のそばを通ると、台所の煙突からひどく悪臭のある煙が出ているので、不審をおこして田園看守に注意した。田園看守は取調べに行ったが、レーモンド・デァールという主人が出てきて、愛想よく家のなかを見せた。