후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かばんらしくないかばん
鞄らしくない鞄
海野 十三
海野 十三의 鞄らしくない鞄(かばんらしくないかばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,653자 · 73화면
そして連絡に来た者は、松山の場合には、長屋のお内儀さん風の女であったそうだし、杉田の場合は、目の光の鋭い、そしていやに丁重な口のきき方をする商人体の者だったという。そこまでは分っているが、その先のところは帆村にも調べがついていない有様だ。
一体何者だろう、この二人の広告主は?
このことについては、帆村は田鍋捜査課長にも報告して、その注意を喚起した。課長は帆村ほどこの問題を重大視はしていない。そしてこの二人の広告主の一人は、博士を昏倒せしめ、お化け鞄を奪った姓名未詳の兇賊であり、もう一人は例の目賀野であろうと考えていた。
だが帆村は、田鍋課長と考えを異にしていた。
広告主の一人は目賀野だと課長は推定している。しかし帆村は、そうでないと思っていた。なぜならば、目賀野ならば一度もそのお化け鞄を手にとって見たことがないから「特別美且大なる把柄あり」などというその鞄の特徴を知っている筈がない。だから目賀野ではないと思われる。
しからば二人の広告主は何者か。
酒田であろうか、外濠の松並木の下を歩いていた男であろうか。いやいや、そのどっちでもない。新聞広告の出たのは、彼らがお化け鞄に始めてめぐり合ったどりもずっと以前のことになる。