일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あごじゅうろうとりものちょう

顎十郎捕物帳

久生 十蘭

久生 十蘭의 顎十郎捕物帳(あごじゅうろうとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,674자 · 36화면

아오조라 문고

小伝馬町の牢屋敷。

三千五百坪の地内に揚座敷、揚屋、大牢、二間半(無宿牢)、百姓牢、女牢、と棟をわける。

お目見以上、五百石以下の未決囚は揚座敷へ。お目見以下、御家人、僧侶、山伏、医者、浪人者は、ひと格さがった揚屋へ入れられる。

揚座敷のほうは、いわゆる独房で、縁付畳を敷き、日光膳、椀、給仕盆などが備えつけてあり、ほかに、湯殿と雪隠がついている。

揚屋のほうは、大牢や無宿牢のような雑居房ではなく、これも独房だが格式はぐっとさがって畳は坊主畳になり、揚座敷のように食事に給仕人がつかないから、したがって給仕盆などの備えつけはなく、雪隠も湯殿も入混みになる。

四畳に足りない六・七という妙な寸法で、いっぽうは高窓。いっぽうは牢格子。片側廊下で、中格子のわきに鍵役、改役当番の控所がある。

その一間。

この二日のうちに、いよいよもって憔悴した源右衛門とむかいあって坐っているのが、仙波阿古十郎。

かくべつ陽気にかまえるつもりはないのだろうが、顔のこしらえがなんとなくのんびりと出来ているので、こういう陰気な場所がらにはいかにも不釣りあい。

ちょうど話がとぎれたところと見え、青地は膝に手をついてうつむき、顎十郎のほうは、例によって長い顎の先をつまみながら、トホンと天井を見あげていたが、鼻の先にとまりかけた蠅を手ではらう