일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふうぞくのかんじゅせい

風俗の感受性

宮本 百合子

宮本 百合子의 風俗の感受性(ふうぞくのかんじゅせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,539자 · 6화면

아오조라 문고

人類の歴史が、民族の移動やそれぞれの社会形成の過程に従って、各世紀に特徴的な風俗をもって今日まで来ていることは、誰にしろよく知っている。歴史を縦に切った一つの世紀の中でも、地球を横にまわって見て現れる各国の風俗というものは、決して一様ではなく、いつも必ずその世紀の本質とかかわり合いながら、その国独自なものとして現われている過去と未来への諸要因を示しているものだと思う。風俗というものは、その時代に生きる人々の感情を微妙に反映しているから、非常に複雑な性質をもっている。だから風俗について話す価値や面白さは、その風俗がいいとか悪いとか趣好的に或は道義的に現象の表面だけとりあげるよりも、寧ろ、そういう風俗が生れたのは何故か、どういう諸関係がその社会にあったからそれぞれの風俗が生れたのだろうかという処まで立ち入って触れて行くところにあるのだろうと思う。

夏目漱石の「文学評論」は十八世紀のイギリス文学を、当時のイギリスの状況、特にロンドン風俗を背景として観察した点、そして、それを漱石独特の判断で評価しているところに深い価値をもっているのであるが、今日の歴史に立ってこの卓抜な業績を見て感興を覚えることは、漱石が実に容赦なく十八世紀ロンドン人士の俗っぽさ、軽薄さ「詩的に下等」