일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふうきんとさかなのまち

風琴と魚の町

林 芙美子

林 芙美子의 風琴と魚の町(ふうきんとさかなのまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,372자 · 27화면

아오조라 문고

おばさんは毎日、石榴の木の見える縁側で、白い昆布に辻占を巻いて、帯を結ぶ内職をしていた。

ここの台所は、いつも落莫として食物らしい匂いをかいだ事がない。井戸は、囲いが浅いので、よく猫や犬が墜ちた。そのたび、おばさんは、禿の多い鏡を上から照らして、深い井戸の中を覗いた。

「尾の道の町に、何か力があっとじゃろ、大阪までも行かいでよかった」

「大阪まで行っとれば、ほんのこて今頃は苦労しよっとじゃろ」

この頃、父も母も、少し肥えたかのように、私の眼にうつった。

私は毎日いっぱい飯を食った。嬉しい日が続いた。

「腹が固うなるほど、食うちょれ、まんまさえ食うちょりゃ、心配なか」

「のう――おッ母さん! 階下のおばさんたち、飯食うちょるじゃろか?」

「どうして? 食うちょらな動けんがの」

「ほんでも、昨夜な、便所へはいっちょったら、おじさんが、おばさんに、俥も持って行かせ、俺はこのまま死んだ方がまし、云うてな、泣きよんなはった」

「ほうかや! あの俥も金貸しにばし、取られなはったとじゃろ」

「親類は、あっとじゃろか、飯食いなはるとこ、見たことなか」

「そぎゃんこツ云うもんじゃなかッ、階下のおじさんな、若い時船へ乗りよんなはって、機械で足ば折んなはったとオ、誰っちゃ見てくれんけん、おばさんが昆布巻きするきりで、食うて行きなはるとだい、可哀そう