일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふうぼう

風貌

小山 清

小山 清의 風貌(ふうぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,448자 · 32화면

아오조라 문고

奥さんは黒いうわっぱりのようなものを着ていた。茶を出すと隣室へ引っ込まれた。後は私がいる間顔を出されなかった。私は太宰さんの家庭から、つつましやかな印象をうけた。「平凡」に主人公が先輩の小説家を初めて訪ねる日のことが書いてある。庭先に襁褓の乾してあるのを見て、主人公は心中、先輩を侮るような気持を起こすのだが、初対面には、とかくこんな意識が働くのではなかろうか。深く咎めだてをする性質のものでもないであろう。その後二、三度訪問して、私は太宰さんの生活が必ずしもわびしいものでないことを知った。

その日太宰さんの机の上には、田中貢太郎訳の「聊斎志異」の原文の箇所がひらかれてあった。飜訳をしているのかと問うと、飜案をしているという答であった。飜案という言葉は使わなかったが。「黄英」に取材した「清貧譚」を執筆されていたのである。原文を読んでいると色々空想が湧いてきて楽しいと云った。「清貧譚」はまもなく「新潮」に発表された。太宰さんの特色がよく窺われる作品であろう。私の好みを云えば、太宰さんの作品の中でも好きな方である。思うに、この頃は太宰さんとしても新しく結婚して再び東京に来て新居を営み、一生懸命の時であったのだろう。