후리가나로 읽는 일본 고전
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ふうぼう
風貌
小山 清
小山 清의 風貌(ふうぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,448자 · 32화면
私は一年半、太宰さんに会っていなかった。二十二年の一月の末に、私は北海道へ行った。私は太宰さんがはじめ甲府に、その後金木に疎開中、ずっと独りで三鷹の家に留守番をしていた。二十年四月から二十一年十一月までの期間である。二十一年の十一月の中旬に、太宰さんは金木を引き上げて、また三鷹の家に戻った。私は二月ほど同居して、北海道へ行った。行く前の晩、三鷹の映画館で一緒に映画を見た。翌朝、出かける時には、雑誌記者の客が来ていた。「では、行ってきます。」と云って、私は玄関に出た。そのとき奥さんがふと思いつかれて、ちり紙の束を私に渡した。私は障子のかげで、「躯に気をつけて。」と云う太宰さんの声だけを聞いた。それが最後になった。
同居していた二月の間に、奥さんの親戚にあたる少年で入院した人がいて、手が足りないため私が附添として行き、しばらく病院生活をしたことがある。同室の附添人に面白い年寄りの女の人がいたが、私が冗談を云うと、腹を抱えて笑った。三鷹の家に帰ってから、私が土産話のようにその話をして、「僕がここを先途とバカなことを考えて話をすると、みんな大笑いをするんです。