일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふうぼう

風貌

小山 清

小山 清의 風貌(ふうぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,448자 · 32화면

아오조라 문고

太宰さんから葉書が来たが、返送の小切手は挿入された花びらの紫色にすっかり染まってしまって文字が読めなくなっていて、これでは通用しないかも知れぬ、よくよく呪われたる小切手だねと書いてあった。とかく人真似というものは、形式ばかりで精神の伴わぬ仕業は、こんな結果をもたらすようである。

昭和二十年の三月十日に私は竜泉寺町で罹災して、三鷹に駈込み訴えをした。太宰さんは即座に一緒に勉強しようと云ってくれた。奥さんと子供さんたちは奥さんのお里の甲府の家に疎開することになった。その前の晩太宰さんは私を相手にのんでいたが、ふと傍にいた奥さんに「みち子、お前ものめ。」と云って盃をさされた。そして盃を口にあてている奥さんに向かって、「離れてつくということがある。」と云われた。四月二日未明に三鷹界隈に米機の来襲があった。偶々来合わせた田中英光君と三人で防空壕に避難して命拾いをした。三鷹の役場に罹災証明書をもらいに行く途中で、私は太宰さんに甲府に行かれたらどうかと提案してみた。太宰さんは賛成したが、若しも私が云い出さなかったならば、あるいは三鷹に止まったかも知れない。吉祥寺の亀井さんのお宅に四、五日御厄介になった後、甲府へ行く太宰さんを送って私も行き、一週間ほど滞在して、物情騒然たる東京の生活をよそに、のんびりした盆地の春を満喫