일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょくどう

食堂

森 鴎外

森 鴎外의 食堂(しょくどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,157자 · 13화면

아오조라 문고

」

「君馬鹿に精しいね」と、犬塚が冷かした。

「なに文学の方の歴史に、少しばかり気を附けているだけです。世間の事は文学の上に、影がうつるようにうつっていますから、間接に分かるのです。」木村の詞は謙遜のようにも聞え、弁解のようにも聞えた。

「そうすると文学の本に発売禁止を食わせるのは影を捉えるようなもので、駄目なのだろうかね。」

木村が犬塚の顔を見る目はちょいと光った。木村は今云ったような犬塚の詞を聞く度に、鳥さしがそっと覗い寄って、黐竿の尖をつと差し附けるような心持がする。そしてこう云った。

「しかし影を見て動くものもあるのですから、影を消すのが全く無功ではないでしょう。ただ僕は言論の自由を大事な事だと思っていますから、発売禁止の余り手広く行われるのを歎かわしく思うだけです。勿論政略上已むことを得ない場合のあることは、僕だって認めています。」

「ロシアのような国では盛んに遣っているというじゃないか」と、山田が云った。

「そりゃあ caviar にする」と、犬塚が厭らしい笑い顔をした。これも局長に聞いた詞であろう。

山田は目をっている。

木村は山田の顔を見て、気の毒がるような様子をした。