일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しょくま

食魔

岡本 かの子

岡本 かの子의 食魔(しょくま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,911자 · 74화면

아오조라 문고

の営みにかかった。

売り惜んだ彼が最後に気に入りの蒐集品で部屋の中を飾った。それでも狭い部屋の中は一ぱいで猶太人の古物商の小店ほどはあった。

彼はその部屋の中に彼が用いつけの天蓋附のベッドを据えた。もちろん贋ものであろうが、彼はこれを南北戦争時分にアメリカへ流浪した西班牙王属出の吟遊詩人が用いたものだといっていた。柱にラテン文字で詩は彫付けてあるにはあった。彼はそこで起上って画を描き続けた。

癌はときどき激しく痛み出した。服用の鎮痛剤ぐらいでは利かなかった。彼は医者に強請んで麻痺薬を注射して貰う。身体が弱るからとてなかなか注して呉れない。全身、蒼黒くなりその上、痩さらばう骨の窪みの皮膚にはうす紫の隈まで、漂い出した中年過ぎの男は脹れ嵩張ったうしろ頸の瘤に背を跼められ侏儒にして餓鬼のようである。夏の最中のこととて彼は裸でいるので、その見苦しさは覆うところなく人目を寒気立した。痛みが襲って来ると彼はその姿でベッドの上でき苦しむ。全身に水を浴びたよう脂汗をにじみ出し長身の細い肢体を捩らし擦り合せ、甲斐ない痛みを扱き取ろうとするさまは、蛇が難産をしているところかなぞのように想像される。