후리가나로 읽는 일본 고전
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うまのあし
馬の脚
芥川 竜之介의 馬の脚(うまのあし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,968자 · 23화면
すると馬は――馬車を牽いていた葦毛の馬は何とも言われぬ嘶きかたをした。何とも言われぬ?――いや、何とも言われぬではない。俺はその疳走った声の中に確かに馬の笑ったのを感じた。馬のみならず俺の喉もとにも嘶きに似たものがこみ上げるのを感じた。この声を出しては大変である。俺は両耳へ手をやるが早いか、一散にそこを逃げ出してしまった。……」
けれども運命は半三郎のために最後の打撃を用意していた。と言うのはほかでもない。三月の末のある午頃、彼は突然彼の脚の躍ったり跳ねたりするのを発見したのである。なぜ彼の馬の脚はこの時急に騒ぎ出したか? その疑問に答えるためには半三郎の日記を調べなければならぬ。が、不幸にも彼の日記はちょうど最後の打撃を受ける一日前に終っている。ただ前後の事情により、大体の推測は下せぬこともない。わたしは馬政紀、馬記、元享療牛馬駝集、伯楽相馬経等の諸書に従い、彼の脚の興奮したのはこう言うためだったと確信している。――
当日は烈しい黄塵だった。黄塵とは蒙古の春風の北京へ運んで来る砂埃りである。「順天時報」の記事によれば、当日の黄塵は十数年来未だ嘗見ないところであり、「五歩の外に正陽門を仰ぐも、すでに門楼を見るべからず」