일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばきんのしょうせつとそのとうじのじっしゃかい

馬琴の小説とその当時の実社会

幸田 露伴

幸田 露伴의 馬琴の小説とその当時の実社会(ばきんのしょうせつとそのとうじのじっしゃかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,640자 · 15화면

아오조라 문고

近くても数十年前の時代を舞台にして描いて居るのであります。ですから馬琴の小説中の人物は、無論直接には当時の実社会の人物とは関係が無いのでございます。もっとも馬琴も至って年の若かった頃は、直接に実社会の人物を描いて居りまして、いわゆる「洒落本」という、小説にもならぬ位の程度のものを作って居ります。『猫じやらし』という一巻ものなどは即ちそれで、読んでみますると、本所辺の賤しい笑を売る婦人の上を描こうと試みて居るのでございます。しかしそれらは素より馬琴のためにこれを語るさえ余り気の毒な位の、至って些細な、下らぬものでありまして、名誉心と道義心との非常に強かった馬琴は、晩年に至りまして、これらの下らぬ類の著作を自分が試みたといわれるのを遺憾に思って、自らその書をもとめては焼き棄てたといい伝えられて居る程でございます。馬琴と相前後して居る作者には、山東京伝であれ、式亭三馬であれ、十返舎一九であれ、為永春水であれ、直接に当時の実社会を描き写して居るものが沢山ありますが、馬琴においては、三勝・半七を描きましてもお染・久松を描きましても、それをかなり隔たった時にして書きまして、すべてに、これは過ぎた昔の事であるという過去と名のついた薄い白いレースか、薄青い紗のきれのようなものを被けて置いて、それを通して読者に種々なる相