후리가나로 읽는 일본 고전
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まぞう
魔像
林 不忘
林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면
兎公じゃアあるめえし」
「馬鹿だよこの人は、お前さんが立って見物してるもんだから、喬さんはすっかり照れてるじゃアないか。サ、こっちへおいでよ」
見ると、なるほど喬之助は、園絵を前に喧嘩屋のふたりをはばかってニヤニヤ笑いながら、頭を掻いている。右近は気がついて、
「いやア、これア俺が悪かった。犬に食われろなんて言われねえうちに……ヤイ! お絃、そういう手前こそ、見物して笑ってるじゃアねえか」
「あれサ、あたしゃ御新さんを唆しかけていたんだよ。ねえ御新さん、久しぶりですもの。しっかり可愛がってお貰いなさいよ」
「余計なことをいうやつだな。見ろ、園絵さんは真赤になってしまった」
「さ、こっちも二人づれ、早く出ましょう」
お絃は、右近の耳を引ッ張って戸外へつれ出す。ピシャリあとを締めながら、
「ホホホホどうぞ御ゆっくり……」
は、また一つ余計だった。
五
おもてへは出たものの、行くところはない。
格子の外へ凭り掛った茨右近と知らずのお絃、どうも、夫婦して締め出しを喰らったような恰好で――。
「お前さん、寒くァない?」
「うん、寒くはないが、べらぼうに眠いや」
「困ったねえ。