후리가나로 읽는 일본 고전
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まぞう
魔像
林 不忘
林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면
この間の晩、右近の髪に釣針を引っかけて糸引きになったあと、三人でこの池畔へ来て、色いろと話があり、喬之助の事件も打ちあけていざという場合には手を借りることになっているのだから、お絃は地蔵ヶ池へ飛んで行って、魚心堂が鳥みたいにとまっている樹の下に立った。
「お魚の先生!」
妙な呼名だが、変り者同士のことだから、あまりおかしく響かない。
「しッ! 深夜に当って大声を発するとは怪しきやつ」ナニ、自分のほうがよっぽど怪しい。「第一、魚族が逃げるではないか」
大変な学者だけに、魚のことをわざわざ魚族といった。こういう言葉を使って衆愚を感心させるのが、わが魚心堂先生の主義だというのだが、これはどうも当てにはならない。
とにかく、お絃のはなしを聞いては、魚心堂も呑気に釣りなどしていられないから、そこで、これだけは柄になく立派な釣道具をしまいこみ、お絃といっしょに四谷をさして駈け出す。
この、喬之助、魚心堂、お絃の三人組と、天童利根太郎、鏡丹波を頭に源助町から押して来た五十七名とが出会ったのが、瘤寺に近い富士見の馬場、ソロソロ東が白もうという頃であった。夜露の野を蹴って乱闘は朝に及ぶ。