후리가나로 읽는 일본 고전
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まぞう
魔像
林 不忘
林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면
その奥の座敷では、造酒が、お妙を仲に長庵と対座して、「此娘が、脇坂殿よりお話のあった――」
「さようでございます。これがその、例の……」
喬之助妻園絵という事を口に出しては、お妙が、そうではない。自分は――と言い出すにきまっているから、どうせあとで知れることではあるが、今は何とかこのまま押しつけて終わなければならない。
曖昧な事を言って誤魔化してしまおうとするのだが、造酒は、テッキリ園絵とばかり思いこんでいるので、深く追究もない。
ただお妙だけは、不思議なところへつれて来られて、それに自分についてさっぱり訳のわからないことを言いあっているようだが……と、少からず警戒の心が動いている。
が、それでもまだ長庵を信じているので、黙って、うつむいて控えていると、さっき台所へ酒を取りに行ったお六が帰って来て、はいってこようとして障子のあいだから覗き込んだ。
そして、長庵と顔が合って、あッ! と両方が驚いた拍子に、お六の手から銚子が辷り落ちて、……途端に、あわただしい跫音が廊下を飛んで来た。
先刻の門弟である。
「先生、お玄関に、屍骸が――首のない屍骸が……来て見て下さい!」