후리가나로 읽는 일본 고전
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まぞう
魔像
林 不忘
林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면
「そうか。これだけ言ってもわからねえのか。よし! なら、仕方がねえ! たとい、あっし一人がここで眼をつぶって、お前を出してやったところで、そのシャッ面を眼当てに、いま江戸中の岡っ引きが、眼を皿のようにして歩き廻っているんだ。ここを一歩出るが早えか、いずれは他の者に感づかれて、御用の声を聞くにきまってる――それに、私の情はとにかく、おめえはお尋ね者、あっしは目明し、それを落してやったとあっちゃあ、お上に対して、あっしの一分が立たねえのだ。おまけに、これから十七人の命を取ろうとしているお前だ。聞いた以上は尚さら、おれが知らぬ顔をしようとしても、この十手が承服しねえのだッ!――神尾喬之助! 御用だッ!」
言い終るや、ぱッ! と杉戸を蹴倒した。と見る。そこに、喬之助が立っている。顔いろ一つ変えずに、鼻と鼻がぶつからんばかりに、ぬッくと立ちはだかっているのだ。
「御用!」
振りかざした自慢の十手、ひゅうっ! と風を切って喬之助の肩へ――落ちんとして、横に滑った。喬之助が体をかわしたのだ。
「待てッ! では、飽くまで捕ろうというのかッ」
「もう問答は無用だ。この十手は、壁辰という左官屋の手にあるんじゃアねえ。