후리가나로 읽는 일본 고전
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まぞう
魔像
林 不忘
林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면
お上の御法だ。神妙にしろッ!」
再び、朱総をしごきざま、宙鳴りして来る江府一番壁辰の十手だ。喬之助は、この場合、血を好まなかった。が、こうなってはもう止むを得ない。裸身のまま袂に潜ませていた河内太郎蛇丸の短剣だ。そいつが、光線のように斜に走った。蛇丸――という名のとおりに、生き物のごとく自ら発して、遮二無二に襲いかかってくる壁辰の脇腹を、下から、柄まで肉に喰い込んで突き――上げたと見えた秒間、その紙一枚のような瞬刻だった。
ほらほらと椿の花が咲いたように、剣と十手の二人のあいだへ、お妙が、身を投げ出して割り込んで来たのだった。
「ま、待って下さいッ! お父つぁん、待って! 待って!」
「ええッ! そこ退けッ! 娘ッ子の出る幕じゃアねえ! ケ、怪我しねえうちにすっ込んでろ!」
「いいえ、引っこんではいられません!」と、平常のお妙とはまるで別人、彼女はその場に坐り込んで、あっという間に父壁辰の脚に纏り付いた。
「おとっつぁん! 後生ですッ! 助けて上げて下さいッ!」
「な、何だと! これ、退け、退け! ええッ、退かねえかッ」
「いいえ退きません! 死んでも退きません!」