후리가나로 읽는 일본 고전
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まぞう
魔像
林 不忘
林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면
それッと言うので、八丁堀からは、与力満谷剣之助をお捕頭に、それに、眼明しの金山寺屋の音松と、金山寺屋の手飼いの捕方を四、五十人もつけて、一隊、闇夜の暴風雨をついて、黒門町の壁辰の家を襲った――まではよかったが、すっかり周囲を固めて、同時に家の中へ押し入ってみると、
なるほど、それらしい職人ふうの男がひとり、娘に匿われるようにして立っていたのだが、それにしては、本人も、顔いろ一つ変えていないし、第一、あるじの壁辰が、落ちつき払って坐りこんでしまった。
音に聞えた黒門町の壁辰である。職人ながら、お捕物にかけては、与力の満谷剣之助なども一目も二目も置いている、黒門町なのだ。もし、この男が、山城守から伝わって来たとおり、例のおたずね者の神尾喬之助なら、こうして自分達が出てくるまでもなく、黒門町の手で、とうの昔に押えられていなければならないはずだ。しかるに、家の中の空気は、和気藹々として、今まで三人で世間ばなしでもしていたらしい様子である。どうも、飛んでもない人違いではないかしら――。
あとで、黒門町に、頭の上らないようなことになるのではないかしら――。
と、思ったから、それ掛れッ! と下知を下しながらも、満谷剣之助、内心うす気味わるく感じているところへ、その、十手をひらめかして打ちかかろうとしていた御用の勢の真中