일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かまをきずいてしりえたこと

魯山人陶説

北大路 魯山人

北大路 魯山人의 魯山人陶説(かまをきずいてしりえたこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 46,780자 · 98화면

아오조라 문고

だがなかなか無我の境地にはなれない。それには修行が必要だ。多くは虚栄心に動かされて仕事をする。これではいいものが出来るわけがない。信仰の的となる仏画は、これ最初、無落款であった。のちに落款を入れるようになった。

こうなると信仰的崇高さは失われて玩具的になる。自分が口を極めて言うことは、とかく世間とは反対になる。美術界には掘り出しということがある。これも計らざる掘り出しをしてもらいたいものだ。掘り出しをやる人には、美が見えなくて金高が見えることが多い。それではいかぬ。

また、いいものばかりある店で、その中からいいものを求めることは容易である。安物の中から更に値切って求めるような行き方をする人の根性は、汚なくて、いいものは集まらない。

鍋島、柿右衛門には工芸美術的なよさはあるが、精神力には欠けている。そこへ行くと古九谷には道楽気があって、芸術味が含まれている。無我夢中になってやった仕事には魂が入っている。古九谷と鍋島には町人と武士の違いがある。町人の道楽には案外面白いところがある。

要するに魂を刳る美が欲しい、ということである。(昭和二十二年)