후리가나로 읽는 일본 고전
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たそがれのこくはく
黄昏の告白
浜尾 四郎
浜尾 四郎의 黄昏の告白(たそがれのこくはく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,453자 · 41화면
この考えこそ、いかなる意味からでも呪われてあれ! 僕の仕事が衰えると同時に蓉子の僕に対する信頼と愛とが衰えはじめたのを僕ははっきりと感じはじめたのだ。蓉子は、はたして僕を、人間としての僕を愛していたのだろうか。
その頃の僕の苦悩は二時間や三時間でここで今しゃべり切れるものではない。発表し得るものでもない。しかも僕の生命は、今君の云ったように今にも終るかもしれないのだ。云いたいことをすっかり云い切らぬうちに死ぬかもしれない僕なのだ。だから僕はもはや長たらしい詠嘆をくり返すことをやめよう。要するに僕はまず第一に蓉子の心が僕から離れ行くのを感じ、しかもそれに対してどうすることもできない僕を見出したのだ……僕は蓉子の心を信じ切れなくなったのだ。……」
大川はこういうと突然、起き上ろうとした。
石のようになって聞いていた山本は驚いてこれを制した。
「大川、落ちついてくれ。俺ははっきりきいているんだから。」
こういいながら傍の水さしをとって大川の口のところにもって行った。大川は二口ほど水をうまそうに呑んでまた語りつづけた。
「蓉子が僕を愛し切っていない、ということが判ってから、僕はどんなに苦しんだろう。