후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
明智探偵事務所
じいさんは、警官たちの前に立ちどまって、にやにや笑いながら、こんなことをいうのでした。
「また、逃がしましたね。むりはない。あいつは魔物ですからね。煙のように、パッと消えるのです。警察のちからでも、どうにもできますまい。だが、これからが見ものですよ。あいつ、こんどはなにをやると思います。うふふふ……、きっと、あんたがたの、どぎもをぬくようなことを、しでかしますよ。」
明智探偵事務所
名探偵明智小五郎の事務所は、一年ほどまえから千代田区にあたらしくたった麹町アパートという高級アパートに、移っていました。
それは都営アパートなどよりも、ずっとりっぱな建物で、明智が借りているのは、二階の一区画で、広い客間、食堂、書斎、浴室、台所など、五つほどの部屋でした。名探偵はそこを、事務所と、住まいの両方につかっているのです。入口には、『明智探偵事務所』とほった金色の小さい看板が、かかっていました。
明智夫人は、長い病気で、ずっと高原療養所にはいっていますので、いまは名探偵と少年助手の小林君と、ふたりきりなのです。ですから、ふたりは、まるで親子のような、したしいあいだがらでした。