후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
「くわしいことは、あとで話します。ぼくを明智探偵事務所へ送ってください。」
小林君は起きあがりながら、警官にたのむのでした。
警官は交番に帰って、本署にこのことをしらせ、明智探偵にも連絡したうえ、小林君をタクシーにのせて、麹町アパートの探偵事務所へ送りとどけました。
事務所についたころには、小林君はすっかり元気をとりもどしていました。そして、出むかえた明智探偵をみると、
「先生っ!」と叫んで、いきなりとびついていって、その胸にだきつくのでした。
「よかった、よかった。きみがぶじに帰ったのは、なによりうれしいよ。とんだめにあったそうだね。」
明智探偵はそういって、しずかに小林少年の背中を、なでてやりました。
「ぼく、もう死ぬかと思いました。先生におめにかかれないかと思いました。」
小林君は、なつかしそうに明智探偵の顔を見あげて、涙ぐむのでした。
こうして、小林少年は、あやうい命を助かりました。花崎マユミさんは、小林君が身がわりをつとめたのですからぶじですし、弟の俊一君も、野上少年とチンピラ隊によって助けだされ、妖人ゴングのたくらみは、すべてむだにおわってしまいました。