후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
」
すると園田さんは、にっこり笑って、
「ところが、ここはだいじょうぶなのですよ。この日本べやの建物は、土台がコンクリートでできているのです。縁の下は、ぐるっと、コンクリートでかこまれ、ところどころに、空気ぬきの四かくな穴があけてあるのですが、その穴にも、こまかく鉄棒をはめて、ネズミでさえはいれないようになっているのです。でなければ、このだいじなものを、床下なんかへ、うずめるはずはありませんよ。」
それを聞くと巡査部長は、感心したような顔をして、
「そうですか。それなら、だいじょうぶですね。しかし、ねんのために、そのコンクリートの土台が、こわれていないか、たしかめてみることにしましょう。相手が相手ですからね。どんなからくりがあるか、わかりませんよ。」
といって、部下の四人の警官に、懐中電灯をもって、床下へもぐるようにさしずしました。
そこで四人の警官は、帽子や、上着をぬいで、懐中電灯をてらしながら、床下へはいっていきましたが、しばらくすると、つぎつぎともどってきて、日本間をとりまいているコンクリートには、どこにも、異状がないと報告しました。
警官たちは、たたみ二まいの穴の四方にこしかけて、ピストルをかまえ、まんいち、あやしいやつが、床下にあらわれたら、いつでもピストルがうてるようにして、見はりをつづけました。