일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こくてん

黒点

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 黒点(こくてん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,665자 · 62화면

아오조라 문고

「お前さんにも呆れて物が云えやしない。何てことをするんだい。お前さんがそんな了見だから、お花だって啓次だって、家に寄りつきゃしないんだ。自分の子供の顔に泥を塗るようなことを、よくものめのめ云って行けたものだね。そんなことをするよりは、立ん坊でもした方が、どれほど立派だか知れやしない。お前さんは乞食根性だ。」

それでも、何と云われても、父は弁解をしなかった。

「ほう、そんなにいけねえことかなあ。」

そして陰欝に顔を渋めてるきりだった。

それでも、十日ばかりたつと、父は晴れやかな顔をして、また古釘の包みを持って帰って来た。

「さすがは大店の旦那だ、お前達とは了見が違うぜ。俺が行って話をすると、そいつあ啓次の方がいけねえって、さんざん小言をくってた。そして、見ねえ、この通り向うから頼んで、古釘を持たしてくれた。どんな物だって、世の中に廃り物はねえんだ。その心得が肝心なんだ。山本屋じゃあ、これから俺の手におえねえほど古釘を取っておくってよ。荷物の出入がはげしいから、古釘はいくらも出る、新らしい釘はいくらも要る、そこで俺の仕事が役立つってわけだ。金なんか貰わねえ。