일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つづみくらべ

鼓くらべ

山本 周五郎

山本 周五郎의 鼓くらべ(つづみくらべ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,577자 · 18화면

아오조라 문고

困難な長い旅が終って、老人はいまやすらかな、眼覚めることのない眠の床に就いているのだ。

――ようなさいました。

お留伊には老人の死顔が、そう云って微笑するように思えた。

――さあ、わたくしにあなたのお手並を聴かせて下さいまし。

「わたくしお教で眼が明きましたの」

お留伊は囁くように云った。「……それで色々なことが分りましたわ、今日まで自分がどんなに醜い心を持っていたか、どんなに思いあがった、嗜のない娘であったか、ようやくそれが分りましたわ、それで急いで帰って来ましたの、おめにかかって褒めて頂きたかったものですから」

お留伊の頬にはじめて温かいものが滴った。それから長いあいだ、袂で顔を蔽いながら声を忍ばせて泣いた。……長いあいだ泣いた。

「今日こそ本当に聴いて頂きます」

やがて泪を押し拭って、お留伊は袱紗を解きながら囁いた。「……今までのようにではなく、生まれ変った気持で打ちます、どうぞお聴き下さいまし、お師匠さま」

今はもう、老人が観世市之亟であるかどうか確めるすべはない、けれどお留伊はかたくそう信じているし、またよしそうでないにしても、その老人こそ彼女にとっては本当の師匠であった。